面白い結婚式余興のアイデア、あります。
この記事を読んでいるあなた。結婚式の余興を頼まれているでしょう。
そして何をしようか迷い、ここに辿り着いたと思います。
自分は30代既婚者おじさんで、友人は少ないですが、今まで何度か余興をやってきました。
そんな僕が今まで実際にやってきた余興と、その良し悪しを紹介します。
映像から現実に切り替わる余興
僕が考える、最も面白いと思う余興は、
【映像から現実に切り替わる余興】です。
サンプルムービーをご覧ください。(他人のものですが)
つまり、以下のとおりです。
①事前に撮影編集した動画を流す(内容はなんでも)
②動画の最後で、生放送に切り替わった風にする(実際は収録済み)
③「今から結婚式場に行きます」という流れにする
④実際に式場に入り、なにかをする(ダンスなど)
この余興の良い点
凝った印象になる
映像と現実を組み合わせるので、見ている人が飽きにくく、凝った印象になります。
余興で多いのが、単純なダンス、歌、動画だけなど、映像か現実だけというもの。もちろん悪くはないですが、いい意味での裏切りがあると、見ている人を楽しませられます。
準備がしやすい(質が上がる)
余興の半分近くを動画にするので、時間と編集技術があれば余興のクオリティが上がります。
10分のダンスよりも、5分の映像+5分のダンスの方がクオリティが上げやすいです。
当日の体調に左右されにくいのも利点です。
内容の具体例
家から結婚式場までマラソンで行きます
ウケました。遠いところから走ってくるという設定。式場に入る時に、水で顔を濡らしておくと汗だくに見えて、なおウケます。
友人みなさんから花を貰っています
参列してない友人からもメッセージをもらうパターン。一輪の花を持っている動画を皆から貰い、編集で繋ぎます。その花をまとめましたという設定で、式場で花束を渡す。式場のドアの前で花束を持っているところまでが映像です。
※事前にお祝いメッセージをもらうことが決まっていたので、この形にしました。
寄せ書き
友人たちから寄せ書きを貰う。スケッチブックなどに書いてもらい、次の人に渡すように映像を繋げる。式場では実際に持っていき、新郎新婦に渡す。
※同じスケッチブックを使うため、実際に全員に会いにいく必要があるので、やや面倒でした。
YouTuber風
設定として、YouTuberであるようにするパターンです。上記の内容と併用して使いました。
好きなものを使ってね!
6つの注意点
良い余興の条件はもうご理解いただけたかと思います。
ここからは、僕の過去の失敗とともに、この「映像から現実に切り替わる余興」をする上での注意点を6つ紹介します。
※余興全般に言えることも含みます。
撮影はスマホで充分、画角は引き気味で
撮影はiPhoneで十分です。一眼カメラがあれば使いましょう。
スマホ用の手ブレ補正アイテムが便利でした。
撮り方については、「映ってない…。」よりも「余計なものが映ってる…。」の方が編集しやすいので、画角は引き気味で撮る方がいいです。
スローのシーンがある場合は、編集でスローにするとカクカクになるので、あらかじめカメラの設定でスローにしましょう。
編集は良いソフトを使う
編集については、スマホの無料編集ソフトでも可能ですが、機能に制限が多い(テキストの位置が固定されるなど)ため、パソコン用の良いソフトを使うことをおすすめします。
僕も実際、初めての時はmacに標準装備のiMovieで編集しましたが、満足いく出来ではなかったため、2回目以降は有料ソフトを購入しました。
Macなら「Final Cut Pro」、Windowsなら「Adobe Premiere Pro」が良いと思います。
再生機器対応
撮影に入る前に、式場に再生機器の情報を聞きましょう。
アスペクト比(縦横比率)、媒体の形式(DVD、USBなど)を確認の上で撮影・編集し、できれば本番以前にテスト放映させてもらうのが良いでしょう。
過去に一度、式当日に初めてテストし、再生できず、急遽式場でPC作業し作り直したことがあります。めちゃくちゃ焦りました。
天気を合わせる
生放送(という設定)の映像の天気と、結婚式当日の天気が違う可能性があります。
違っても視聴者は笑ってくれると思いますが、できるだけ違和感を消したい場合は式場の中でのみ生放送映像を撮影すると良いです。(天気に左右されないため)
タイミングのずれに気を付ける
「映像から現実に切り替わる余興」の応用として、①映像→②現実→③映像にする方法があります。
式場での出し物が終わったあと、そのまま会場を出て、また生放送に切り替わります。
「余興頑張ったな〜」などの映像を流します。
①映像→②現実については、会場のドアの前で待っているだけなので簡単ですが、
②現実→③映像について、会場から出るタイミングが少し難しい。盛り上がり具合、席の配置や司会の進行でタイミングが前後する可能性があります。
まだ会場にいるのに映像が始まると違和感があるので、やや余裕を持って生放送を再開するような構成の方が無難です。
絶対に一つのデータにする
映像データは必ず一つにしましょう。
以下は僕の失敗談です。
上記のトラブルを回避するため、絶対にデータは一つにまとめましょう。
その映像に合わせて人が動く形が、一番上手くいきます。
まとめ
「映像から現実に切り替わる余興」が、僕が考える面白い余興です。
過去何度も実際に余興でやってきて、手応えを感じている方法です。
編集にやや手間が掛かりますが、大切な友人のため、頑張っていきましょう!
良い結婚式の余興にしてください!
コメント